Salesforceの最高峰資格CTA保持者に迫る

2021.3.30

テクノロジーの革新とCOVID-19の流行により、人々の生活様式は多く変わった。
非対面・デジタル化が進展するNew Normalにおいて、顧客を正確に理解し、最適なアクションをすることが求められる。顧客接点領域のソリューションでリーダポジションにあるSalesforce製品は顧客にハートをとらえ、ニーズが一層高まっている。
Salesforce製品を提供するセールスフォース・ドットコム社はSalesforce製品を使用するビジネスパートナーとしての各担当者が必要なスキルを証明する手段として、認定資格を提供している。資格保有者は各分野においてのスキルを証明するためのグローバル共通の手段だ。本記事では認定資格の最高峰に位置づけられるCTAを保持する当社社員をクローズアップする。

なぜSalesforceの資格取得が求められるのか

COVID-19の影響で顧客接点が大きく変わったことで、企業は非対面・デジタルを活用したビジネスの変革を求められています。顧客接点領域をけん引するSalesforce製品ニーズが高まり、Salesforce製品のスキルを持った有識者も同様に、人材市場においてニーズが高まっています。
Salesforceには様々な認定資格が存在しており、その中でもっとも難しいのが認定テクニカルアーキテクト(以下、CTAと表記)です。前提条件は複数あり、受験をするまでに至るだけでもハードルが高いと言われており、現在、セールスフォース・ドットコム社によると、全世界で約250名、日本では14名の認定アーキテクトが活躍しています。(2021年3月時点)

出展元:https://tandc.salesforce.com/credentials

CTAに求められるスキルは、Salesforce Platformを中心として、その周辺まで含めたシステム全体のアーキテクチャを設計・評価できるスキル、安全かつ高パフォーマンスなテクニカルソリューションの設計、各ソリューションのトレードオフを関係者に説明するためのコミュニケーション能力、品質を確保して継続的にデリバリーするためのフレームワークへの知識など、Salesforceシステム構築に関する様々な知識と実際の経験が必要です。
SalesforceはSFAから派生し、今や顧客接点領域を網羅、それらを分析する基盤や統合する基盤など領域を急拡大させており、製品を組み合わせたクロスクラウド化がDXの成功のカギです。Salesforceシステム構築に関する様々な知識と実際の経験が導入を推進するうえで必須で、これがCTAを保持する人財が求められる理由です。
以下、NTTデータグループのeverisに所属するCTAホルダーAntonio Acosta Desmedts氏へ、本資格取得が自身の業務にどのよう影響を与えたかをインタビューしましたので、ご紹介します。

NTTデータのCTA保持者をクローズアップ
~自身の可能性が広がりと、より大きな仕事にチャレンジ~

早速、当社のCTA保持者に実際の業務や、CTA保持に至るまでの道筋を聞いてみましょう。

Q:現在、everisにおける主な業務を教えてください。

Antonio:私の現在のポジションは、Salesforce Practiceのチーフアーキテクトであり、Center of Excellence(技術統括部門)を率いて、私たちがお客様むけに実行している多くのプロジェクトに対してSalesforceに関連する領域をカバーする技術設計を行いサポートしています。お客様が技術設計の観点からプロジェクトやシステムが正しく設計・構築されるような役割を担っています。Center of Excellenceが貢献したお客様には、Santander Bank、ENEL Group、Volkswagen Group、AXA、Telefonica、BBVAなど多くのプロジェクトがあります。

Q:なぜCTAを取ろうと思われたのでしょうか。目指そうと思ったきっかけがあれば教えてください。

Antonio:私は常にテクノロジーに情熱を持っていて、学習意欲に満ち溢れています。2016年にSalesforceの新しい認定資格制度が拡大したときCTAとそのキャリアパスについて知り、Salesforceのプラットフォームについてより深く専門的な知識を習得できる認定資格に挑みたいと考えました。それは結果的に、Salesforceサービスにおける専門分野について当社がより効率的かつ正確な知識でお客様の要望やプロジェクトを支援できることになると考えたからです。

Q:CTAを目指す人へ取得までの期間・苦労・工夫などアドバイスはありますか。

Antonio:この認定資格を取得するためのキーポイントは、粘り強さと自分の信念や考えに対する実直さだと思いますが、もちろん技術関連の業務知識や実際のプロジェクトで経験するバックグラウンド必要です。当時、私はSalesforceビジネスにおいて4~5年の経験を積んでおりましたが、Salesforceビジネスに直結しないシステム統合と分散トランザクションに関する幅広い経験を持つITコンサルティング分野で10年以上の経験があり、ここでの実績は、資格取得に置いて、非常に役に立ったと考えます。
さらに、Salesforce特有プラットフォームのコンテンツ、パターン、ベスト・プラクティスの学習に多くの時間を費やさなければならないという困難な状況もありました。私自身、アメリカ合衆国の歴史上、政治家の1人であるBenjamin Franklinが残した「By failing to prepare you are preparing to fail」という言葉を胸に、家族の多大な支援を得て、認定資格合格という結果を出すことができました。その道に進むと決めたなら、資格取得にむけた計画を立てて、できるだけその計画や日々のマイルストーンを守ることが大切だと考えます。

Q:CTAを取る前後での自身の変化や業務自体の変化などありましたか。

Antonio:技術的・設計的に従来からある課題に対して、斬新な視点でアプローチできる幅広い知識を習得した結果、システム設計・構築に関する考え方や実践で多くのポジティブな変化がありました。これまで自分では認識できなかったしていなかった幅広い多くの側面から考慮し、お客様のシステムやプロジェクトに貢献できることは大きな強みになったと考えます。

Q:今後のご自身のキャリアプランを教えてください。また、CTA保持者ということでNTTデータグループの顧客接点領域のビジネスをけん引していく存在ですが、当社のCRM領域のビジネスをどうしていきたいかお考えを教えてください。

Antonio:私は現在、Salesforceに関する深い知見を持った技術設計チームを率いていますが、さまざまな新しい知識の分野にも精通した専門性を持ち、会社当社や当社部グループ会社の成長を支援するために、CTA資格を生かした自らの知見と活動を世界にむけて拡大したいと考えています。
また、事業領域によってもフォーカスすべきポイントは多種多様です。例えば、銀行業界における顧客基盤を強化と、公益事業業界における顧客基盤強化ではそれぞれお客様が求めているご要望や業界特有の課題など多くの違いが見られます。新しいSalesforce Industries製品や、Service Cloud Voice、Salesforce CMS、Salesforce OMSのようなクロスクラウドでSalesforceの活用を考え、各分野の知識の拡大を図っています。

NTTデータのCRM・Salesforceビジネス

Q:Antonioさんから見て、everisの良いところはどのようなものですか。

Antonio:everisは従業員のほとんどが30歳未満であり、バイタリティに満ちている企業です。コンサルティング領域でキャリアを開始したいということで入社した社員も多くいます。また、Salesforceのテクノロジーに関しては、高い知識を持つプロフェッショナルを持つことを大切にしており、認定を取得したプロフェッショナルに報いるためにインセンティブベースのプログラムを実施しています。

Q:NTTデータグループのCapabilityとSalesforceを掛け合わせてできる価値提供はどのようなものがあると思いますか

Antonio:グローバルに事業を展開する巨大なコンサルティング会社であるだけでなく、NTTデータグループは、常にイノベーションを推進している企業として評価されております。現にNelson Hall社の2021年に発行された「Salesforce Services」レポートにおいても、リーダーに格付けされています。
NTTデータグループでは、常に様々な観点でのイノベーションの推進を推し進めています。例えば、当社においては、会話型サービス(eVA)のような様々な分野での私たちの経験と製品を活用することで、(BigContent) Salesforceのエコシステムにおいて、NTTデータグループのポジショニングを強化しようとするものです。
お客様はそれぞれが独自の方法で固有の課題をを持っているため、すべてのソリューションがお客様の現実に直接適合するとは限りません。多くのお客様は、最新の知識と技術革新を自社にとって最適な形で組み合わせたソリューションやサービスを期待しており、お客様が自分たちに合った独自の方法で課題解決や目標達成できることを常に心がけてプロジェクトを遂行しています。

NTTデータはCRM領域においてリーダーポジションに位置し、客様の成長に寄り添い、ダイナミックなチャレンジができる環境です。多種多様な価値観や経験を持つ人材が、活躍できる場であることを大切にしています。

Salesforceの最高技術資格であるCTAホルダーとして、当社や当社グループが携わる幅広い業界とその個々のお客様のプロジェクトを通じてで、今後もより高い価値を提供し続けてまいります。

関連サイト

プロフィール

everis Spain S.L.U
Chief Architect, Head of Salesforce Center of Excellence
Antonio Acosta Desmedt

everisにて、Salesforce Practiceのチーフアーキテクト兼Salesforce CoEのヘッドを担い、世界中のSalesforceプロジェクト支援に従事。2006年からコンサルティング業務での経験を経た後、2012年からSalesforceビジネスをドライブ。2017年にSalesforceの最高峰資格であるCTAを取得。余暇は、ビデオゲームや家族と過ごす。

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